【開発環境構築】MacでRaspberry Pi Pico使用方法
本記事を読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、Raspberry Pi Picoの環境設定方法について紹介していきます。
Raspberry Pi Picoなどの「マイコン」などについては疎いのですが、「フトアゴヒゲトカゲ」ゲージ内の温度調整器するものを作ろうと思いまして〜
Raspberry Pi Picoに取り組み始めました!
はじめに
本記事では、以下のようなことが解決できます。
Raspberry Pi Pico 初心者の方を対象にしています。
上記のような悩みを抱えている方は、是非読んでみて下さい!
基本的には、MacユーザーもWindowsユーザーも大差ないと思います。
使用機器の紹介
今回、Raspberry Pi Picoを使用するのに使用している周辺機器を紹介していきます。
使用した機器は、4つのみです。
私が、MacユーザだったのでUSBアダプタなどが必要でしたが、Windowsの方は準備する機器は少なくて済むと思います。
- MacBook Pro (Intel)
- Raspberry Pi Pico
- Anker PowerExpand Direct 7-in-2
- Micro USBケーブル
それでは、環境構築をしていきましょう!!
Macでの環境構築方法について
環境構築手順は、3ステップです。
上記の3ステップを1つずつ解説していきます。
Python IDE (Thony)のインストール
リンク:https://thonny.org からIDEをインストールしましょう。
サイトが英語なので、Chromeで実施すると自動翻訳してくれるので、便利です。
下記のようにインストール画面ファイルを、自身のOSに合わせてインストールして下さい。
私は、Macなので、「・Mac」をダウンロードしました
インストーラーをダウンロードすることができたら、インストールしてください。
ここまでできれば、IDEの準備は完了です。
MicroPython UF2 のインストール
Raspberry Pi Picoに適した、MicroPython UF2ファイルをダウンロードします。
UF2は、ファームウェアです。 ダウンロードはこちら → リンク
ダウンロードできると、以下のようなファイルが保存されます。
これを、次のステップでRaspberry Pi Picoにドラッグ&ドロップする必要があります。
ダウンロードするのを忘れないようにしてください!!
PC(Mac)にRaspberry Pi Picoを認識させる
ここまでくれば、あとは、Raspberry Pi Pico
Micro USBを使用して、Raspberry Pi PicoとPC(Mac)を接続させます。
PCに接続する際に、Raspberry Pi Picoの白いボタン(BOOTSEL)を押しながら接続してください。
正常に接続できると「RPIーRP2」ドライブを認識することができます。
UF2をインストールしていない場合は、「INDEX.HTM」をダブルクリックすると、ブラウザでPicoの公式ページが表示されます。
「・ラズベリーパイ ピコ」を選択するとダウンロードすることができます。
認証できたら、先ほどインストールした「UF2」をドラッグ&ドロップします。
「RPIーRP2」がPCから認識できなくなれば、Raspberry Pi Picoを動作させる準備が完了です。
次にThonyでサンプルコードを実行してみましょう。
サンプルコード実行
ここまでで、PythonでRaspberry Pi Picoを操作することができえ
Lチカ(LEDライトを光らせる)を実施してみようと思います。
下記のソースコードを、Thonnyで実行してください。
1import machine
2import utime
3
4#GP25のLEDを出力ピンとして設定
5led = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT)
6
7#出力ピンのスイッチをオン(1)
8led.value(1)
9
10#指定の秒数待機(5)
11utime.sleep(5)
12
13#出力ピンのスイッチをオフ(0)
14led.value(0)
「GP25って何?」なったと思いますので、Raspberry Pi PicoのPinoutを紹介しておきます。
LEDが(GP25)と記載されていると思います。
実行時に下記のような、エラーが発生してしまった場合は、interpreterを変更してみてください。
ModuleNotFoundError: No module named 'machine'
タブの「実行」を選択、「Select interpreter」
インタプリタを「MicroPython(Raspberry Pi Pico)」を選択してください。
実行すると、写真のように、Raspberry Pi Picoに搭載されているLEDライトを点灯できます。
最後に
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
本記事のまとめですが、簡単3ステップでMacBookでRaspberry Pi Picoを開発することができます。
- Python IDE (Thony)のインストール
- MicroPython UF2 のインストール
- PC(Mac)にRaspberry Pi Picoを認識させる
これを機に、マイコンに挑戦していこうと思います!
フトアゴヒゲトカゲの、サーモスタットを作成する様子なども投稿していきますので、楽しみにしていただければと思います。