【PowerAutomate】ループ回数に制限をかける方法
こんにちは、ほしコラム管理人のほしです。
今回はループ回数に制限をかける方法について紹介していきます。
ループ処理では以下のアクションが該当するので、
ちょうどループ制御について知りたいわ!ということはぜひ読んでみてください!
Do Until (繰り返し)
はじめに
今回作成するフローはとてもシンプルなので2ステップ(トリガーを除く)になります。
繰り返しの最大値(数値)の入力するように設定する。
数値型の変数を宣言します。
この変数をループ内で増加させるように設定します。
・数の増加
「変数の宣言」で作成した変数に1を加えます。
フローの結果
今回のフローの実行結果は、利用制限をかけた場合と書けない場合の2種類になります。
手動でトリガーを実行するで入力した値の数「20」だけ繰り返しを実施するように設定します。
変数の値が20になるまでループが実行されていますね。
デフォルトの設定が60なので60回以上の繰り返しを実施したい場合は、最大値を変更しましょう!
手動でトリガーを実行するで入力した値の数だけ繰り返しを実施するように設定します。
20回ループしてもらいたいのですが、制限を「10」に設定しているので10回しか繰り返ししていません。
想定以上の繰り返し回数を防ぎたい場合などに実施すると良いと思います!
タイムアウトの時間を1秒にした場合
次に、タイムアウトの時間を「PT1H」から「PT1S」に変更してみた実行結果になります。
入力は30を入れているのですが、「Do until」は1秒しか動いていません。
繰り返し回数も5回で終了しています。
Do Until でループ制限をかける方法
Do Until処理でループ制限をかける方法は簡単になります。
「制限の変更」で回数、またはタイムアウトを編集するだけです。
デフォルトは以下のようになっています。
- 回数:60
- タイムアウト:PT1H ※ISO8601形式で記載
タイムアウトは制限時間を示しており、回数はループの最大回数になります。
これでデフォルト値よりもループの最大値を長くしたり、短くすることができるようになります。
簡単なので、ぜひやってみてください!
さいごに
本記事では、PowerAutomateのループ処理に制限をかける方法を紹介してきました。
これを機に承認などのフローを実施した際に、想定外にフローが終了してしまった場合を防ぐことができます。
本ブログでは、PowerAutomateで業務効率化する方法について紹介しています。
TeamsやForm、SharePointなどを利用している方はぜひ読んでみてください!